2009年04月23日

幕末期の薩摩切子

maintitle.jpg

東京ミッドタウン、サントリー美術館で
5月17日まで「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」展が
開催されています。

薩摩切子という言葉を聞いた事があると思います。
また、これがどのようなモノか大抵の方はご存知でしょう。

でも、江戸時代、幕末期に作られた薩摩切子が
大変希少であるという事を知っている人は
少ないのではないでしょうか。

その数少ない薩摩切子160点(!!!)が東京ミッドタウン、サントリー美術館に集まっているのです。

必見ですー。


写真、及びイベント詳細はは http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol02/index.html より



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2008年12月25日

アンティーク 珊瑚の簪

sango_kan04.jpg

珊瑚の簪です。
細く横長の形に小さなバラが一つ、シンプルで控えめです。

髪飾りやブローチはセルロイドなどを着色した模倣珊瑚も
たくさんあります。

分らないときは触ってみてヒンヤリ冷たいかどうか
確認してみてください。

人工の製品は冷たくありません。
天然石はとっても冷たいです。

★ミロ・アンティークス年末年始の営業★
12月30日まで営業
12月31〜1月3日まで休業
1月4日から営業いたします


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2008年12月04日

ビンテージ・コスチュームジュエリー リンゴのラインストーンブローチ

lsn02.JPG

キュートなラインストーンブローチをご紹介します。

黒い枠に大粒ラインストーンがつまったリンゴ型のブローチです。

こちらは裏に「Lisner(リスナー)」のサインがあります。
Lisnerとは1904-1979まで続いたアメリカのジュエリーメーカーです。
こちらのブローチには社名の前にコピーライトマークが入っていることから
1955年以降のものであることが分かります。

メタルが黒くなっているブローチをチラホラ見かけますが
これはジャパニングと呼ばれる加工です。日本の漆をイメージしています。

ジュエリー豆知識としては大粒ラインストーンが多く使われるようになったのは
1940年以降といわれています。またフルーツや動物など明るいモチーフが多く
使われるようになったのも1940年からといわれています。


こちらのブローチはたて約4cm、右上のラインストーンに汚れが付いていて
取れません。。。が、そんなに目立ちません。

黒いコートに付けるとキュートなアクセントになります。


古美術 観山堂 website >>> http://www.kyoto-kanzando.com
ミロ・アンティークス website >>> http://milo-antiques.com

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2008年10月01日

蒔絵師・塗師 長野横笛

kiri.JPG
京都代表的な蒔絵師・塗師に長野横笛(ながの おうてき)という
人がいます。江戸後期の人物です。

写真の小椀も横笛によるものです。
黒い艶やかな漆の上に朱で桐文の漆絵がモダンです。

非常に状態がよく上手です。
小振りでお料理屋さんに向いています。
是非手にとって見ていただきたい商品です。




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2008年06月23日

伊万里:江戸印判 変形型皿

sedoprint01.jpg


印判といえば明治時代から始まったように思われがちですが
実は江戸時代から始まっていたのです。

江戸時代の印判はコンニャク印判や型紙摺りという方法で作られました。
明治からは銅版で大量に絵柄を皿に転写していったのです。

明治の印判と違って、江戸時代の印判は珍しく同じものを何枚も見つけるのは簡単ではありません。

また明治からは人工コバルトで藍色がとても鮮やかですが
江戸古印判の呉須はとても素朴で味があります。

写真は型紙摺りで作られた結び型の皿です。

本日「観山堂」「ミロ・アンティークス」のHPを更新しました。


古美術 観山堂 website >>> http://www.kyoto-kanzando.com
ミロ・アンティークス website >>> http://milo-antiques.com
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2008年06月20日

明治大正ガラス:プレス剣先コップ

gyaman.JPG

古い木箱に入ったまま剣先コップが出てきました。

分厚くてトロミのあるガラス質が魅力です。
どこか「男らしさ」を感じます。
これならお家の晩酌で使えますね。

箱には「ギヤマン水呑」と記されています。
ギヤマンとはガラスのことで、江戸〜明治時代
ガラスのことを「ギヤマン」「びいどろ」と
呼びました。

明治時代に初めてカキ氷が誕生した時
このコップも氷コップとして
使われていたことがあったそうです。
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2008年06月16日

アンティーク袋物 テンキ草の籠巾着

kinchaku_naga01.jpg


この籠は何でできてるんだろーか?
これはお客様からも確実に聞かれそうな質問なので色々と調べました。

これはおそらくテンキという植物でアイヌの方がこれで籠を作ったそうです。
「アイヌ」と「テンキ」の2単語では調べがつきますが
アンティークの「籠巾着」としてはほとんど調べがつきませんでした。
最終的には池田重子さんの「袋物」という本で勉強させていただきました。

実はとても稀少なのだそうです。
私が気に入ったのはデザインで「珍しいテンキ」と知って仕入れたものでは
なかったことを踏まえた値段を付けました。
知ってる人がいたら驚きの値段かもしれませんが
まだまだ勉強!勉強できる良い出会いがあったと思ってマス!

<参考>
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・日本のおしゃれ 袋物―池田重子コレクション
・http://www.frpac.or.jp/rst/opn/14kai07.html
・http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/profile/bunkazaih00176.html


古美術 観山堂 website >>> http://www.kyoto-kanzando.com
ミロ・アンティークス website >>> http://milo-antiques.com
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2008年05月26日

嶺男織部

smineo01.JPG


緑色の釉薬がとても美しい織部です。
スッキリと美しい姿。
手にとってみるとその軽さに驚きます。
燐としていて格調のある作品です。

こちらは岡部嶺男による湯呑です。
岡部嶺男の織部は美しく*「嶺男織部」とも呼ばれるそうです。
(* 岡部嶺男公式サイト参照

本日「観山堂」HPを更新しました。


古美術 観山堂 website >>> http://www.kyoto-kanzando.com
ミロ・アンティークス website >>> http://milo-antiques.com
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2007年12月13日

伊万里の油壷

akaoil02.JPG

油壷は江戸時代、髪の毛を整えるのに使用した油専用の入れ物です。
今では整髪用油なんてほとんど使わないので
油壷はまさに「昔ならでは」のお品。

この丸っこいフォルムと様々な絵柄が鑑賞用伊万里として人気が
あり収集されている方も大変多いです。

もちろん下手〜上手いろいろあります。

ご紹介している赤絵の油壷は深みのある紅色と整った形が美しく
窓抜きの中の蝶文がひかえめでとても洗練されたお品です。

本日観山堂HPを更新しましたので是非ご覧くださいませ。
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2007年11月20日

京都の物故作家:長野横笛

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写真の吸物椀は長野横笛(ながの おうてき)という京都の
蒔絵師による作品です。

優れた棗(なつめ)をたくさん作った方で有名です。

江戸中期から3代続きましたが3代目で途絶えてしまったそうです。

名工による作品はさすがの一言です。

本日観山堂ミロ・アンティークスのHPを更新しました。

明日21日水曜日、ミロ・アンティークスは休業させて頂きます。
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2007年09月22日

図変わり印判:大正期軍旗図飯茶碗

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大正時代は1912-1926と短いです。
1914年には第一次世界大戦が勃発しました。

明治・大正期は日清・日露戦争、第一次世界大戦などがあったので
当時の印判にはたくさんの戦争関連の図柄が刷られています。

(これだけ書くと暗〜い「戦争」時代だけを想像しますが私がいつも紹介している「乙女」な髪留めグッズもこの頃なんでチャーミングなガール's時代でもあります。)

当時の印判の話に戻りますが、戦争関連の図では戦勝記念、軍事会議、軍艦、大砲、軍旗、などなど色々あります。
どれも大変希少で参考書などで見かける程度です。

上記に述べた中でもまだ見かけることができるのは国旗もの
だと思います。

そこで今日ご紹介しているのは軍旗図の飯茶碗です。
「大正」と書いてあるので時代も分かりやすいですネ。
このくらいシンプルなら「旗の絵の可愛いイラスト」感覚で
普段使いもできそうです。   ムリがありますか?(笑)


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2007年09月14日

アンティーク櫛:本鼈甲のシンプルなくし

bekkohanten01.JPG

本鼈甲のくしです。
半透明の黄色に自然にできた褐色の斑点がとても
美しい模様になっています。

本来は黄色部分が多い方が価値が高いのだとか。

けどアニマル・プリント好きの私にはこっちの方が
魅力的です(笑)。

本日ミロ・アンティークスHPを更新しました。


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*ミロ・アンティークスは9/18-20までお休みを頂きます。
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2007年09月06日

図変わり印判:桜と日章旗

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明治維新や戦争、人物・動物などのモチーフを用いた
珍しい印判を総称して「図変わり印判」と呼んでいます。

一昨年あたりはネットオークションで大変盛り上がっていました。
が、ブームも落ち着いたようです。

ご紹介しているのは図変わり印判の一つ。
日章旗が連続してパターン化されています。

これも一時は2千円くらいで取引されていたんですが
やや値下がっております。

ブームもひと段落したのですが、本当に見たことも
ないような珍しいものは驚くような価格で
取引されているようです。

本日、ミロ・アンティークスHPを更新しました。
ハート新風館のワゴンショップはお休みしています。


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2007年09月01日

金蒔絵の小箱

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蒔絵(まきえ)の施された漆器などは古臭い感じがして
若い人は興味ないかもしれません。

が、こんな小箱なら小物入れとして使えるので
「ちょっといいかも」と思ってもらえるのではないでしょうか?

全体に金蒔絵で蔦のような模様が描かれています。
内側は梨子地と呼ばれる装飾方が使われていて梨子の
実のようにポチポチしています。

こちらの箱は角に傷みが多く所々欠けていますが
小物入れとしてはまだまだ使えます。

9cm角の小さな箱、洋室に置くと逆に映えそう。

ミロ・アンティークスは今日・明日は営業してます★
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2007年07月18日

器形のはじまり

sdanjyuu01.JPG

深みのある丸型や四角の容器が重なった
「段重」は現在では珍しくない形です。

磁器食器は丸いだけではなく器形に富んだものが
たくさんあります。

ですが、どの形の皿も「初登場」した瞬間があったはずです。

今日存在する皿の形は江戸後期からが原点になる、と
何かの本で読みました。

確かに初期伊万里には長皿、大皿、ましてや段重は
存在しません。
江戸後期頃の伊万里を見ると器形が様々になってきています。

150年程前、色々な形のお皿が作られ、特に変化を遂げる
ことなく現代に至るわけです。

器形に関しては当時の人がアイデアを出し切ったようです。

★本日、ミロ・アンティークス観山堂HPを更新しました。


milologo.png




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2007年05月06日

JAPANセルロイド ジュエリー

celluloids.JPG

セルロイドは樟脳(しょうのう)を使用して作られる
プラスチックの一種です。

日本には樟脳が豊富にあったことから戦前から戦後に
セルロイド製のオモチャやジュエリーが多く作られ
アメリカへ輸出されました。

写真は戦後頃に作られたバングルやブローチです。

このセルロイド・ジュエリーは現在のピカピカで無機質な
プラスチックとは違います。

独特の風合いがあり一つずつ個性があります。


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2007年05月02日

フランス人ジュエリーデザイナー・Lea Stein

leastein_blackcat01.JPG

ご紹介しているのはフランス人ジュエリーデザイナーの
Lea Stein(リア・スタン)のブローチです。

彼女のブローチはとても個性的。
薄いセルロイドを重ねる独自の技術で作られています。
動物モチーフがとても多いですが一つのモチーフで
色違いを数十通りも作り出しています。

写真はシンプルな色使いのGomina (sleeping cat)と
呼ばれるネコシリーズの一つ。
1990-2000年に発表されたシリーズです。

私の愛猫MiLOちゃんとそっくりなんで、ついつい
仕入れてしまいました。

これからも少しずつLea Steinを増やしていきたいなぁ
と思っています。
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2007年04月11日

1930s Bakelite Bangle ベークライトバングル

bakelites01.JPG bakelites02.JPG

ベークライトは世界で初めての人工プラスチックです。
今のプラスチックとはちょっと違います。

ベークライトを使ったアールデコ調のジュエリーは1910-50年頃
の間にたくさん作られました。

この、ベークライトはどこかちょっとマニアック。
ベークライト好きのマニアな方が多いせいか
値段が非常に高価なものも少なくありません。

1900年始めの人工プラスチックが江戸時代の手描きの
蕎麦猪口より高いことはちょっと不思議ではありますが、
女性としてはアクセサリーは大切。

身に着ける装飾品は豪華にいきたいもの。

写真はベークライトのバングルです。
私は飴ちゃんの「チェルシー」のような風合いが
たまらなく好きです。


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2007年03月15日

ひび割れ伊万里

favoriteimari01.JPG favoriteimari02.JPG

favoriteimari03.JPG

左の写真は私の好みの伊万里たちです。
もちろん染付も好きです。
でも豆皿や猪口などの小さいものは色絵に惹かれます。

さて、右の写真ですが、細かいひび割れが全体的に入っています。
氷にヒビが入った感じに似てますね。

これは骨董屋さんでは「甘手(アマテ)」と呼ばれるものです。
全体的に「貫入(カンニュウ)」が入っている状態です。
「貫入」とは釉薬にヒビが入っている状態です。
焼き加減が足りない、焼きが甘いことから甘手になるそーです。
磁器も中華料理と同じく強火でブワっと焼かないと上手く
仕上がらないということですね グッド(上向き矢印)


こーなるとこの可愛い豆皿の骨董的価値はグンと下がってしまいます。

ただ、観賞用や骨董に興味を持ち始めた方には
甘手でもいーと思います。

甘手であっても、今後他の皿と絵付けや発色・仕上がり
なんかを見比べる時に役立ちますからネぴかぴか(新しい)

posted by KANZANDO at 12:31| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

鶴亀図盃

urusichoko01.JPG

可愛い小さな盃は漆塗りでとても軽いです。

外は朱塗り、中は金です。

中の鶴と亀の絵が昔話の絵本のようなイラスト調なのが
気に入りました。

鶴と亀って長寿を意味しておめでたいんです。

長生きしたい人、どうぞ。

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